石灰沈着性腱板炎
- ふとした時に肩に激しい痛みが走る
- 肩が痛くて眠れない日が続いている
- 肩が痛くて目が覚める日が続いている
- 肩が上がらなくなって半年以上経過した
石灰沈着性腱板炎とは|きぼう鍼灸整骨院三河島院
正確な原因はまだ解明されていませんが、以下の過程で肩関節に激しい痛みと可動域の制限を引き起こす疾患です。
1.腱の変性
まず、肩の腱板が一定の負荷や過度の使用によって損傷を受けることがあります。
これは、肩関節の動作や姿勢の不良、筋力不足などが原因となります。
2.炎症の発生
腱板に損傷が生じると免疫反応が活性化され、肩関節周囲に炎症が発生します。
この炎症反応によって、周囲の組織に炎症性物質が放出されて血管が拡張し、血流が増加します。
3.石灰の沈着
肩関節の炎症反応が続くと、血管からのカルシウムイオンが腱板の組織内に浸透し、石灰の沈着が生じます。
この石灰沈着は、腱板の組織の変性や修復反応の一部として起こる可能性があります。
4.石灰塊の形成
石灰が沈着すると、石灰塊が形成され、これは、腱板の組織内でのカルシウムの凝集によって生じます。
石灰塊は通常、腱板の軟部組織内に存在し、炎症や痛みを引き起こす可能性があります。
このようなプロセスが腱板に石灰沈着性腱板炎を引き起こすと考えられていますが、個々の症例によってそのメカニズムは異なる場合があります。
石灰沈着性腱板炎の主な症状|きぼう鍼灸整骨院三河島院
肩の痛み
肩の上部や側面に激しい痛みを感じることがあります。
特に肩を動かしたり、負荷をかけたりすると痛みが増します。
肩の可動域の制限
肩の動きが制限され、肩を上げたり後ろに引いたりするのが難しくなります。
特に上腕を横に上げる動作が困難になることがあります。
石灰沈着の感触
一部の症例では、肩を圧迫すると石灰の塊のような突起物を感じることがあります。
夜間に痛みの増悪
特に夜間や安静時に痛みが増すことがあります。
眠るときの体位の変更や、肩を支えるクッションの使用などが症状の軽減に役立つ場合があります。
石灰沈着性腱板炎は、長時間のPC作業やスマホ閲覧による肩の負担や急激な動作、肩関節の過度な使用などが原因で発症することがあります。
石灰沈着性腱板炎が疑われる場合|きぼう鍼灸整骨院三河島院
整形外科での受診が第一選択となります。
レントゲンを撮影し、痛みが酷い場合は注射や投薬が必要になることも少なくありません。
急性の激しい痛みが治まり次第、きぼう鍼灸整骨院でも施術可能となりますのでご相談ください。
石灰沈着性腱板炎を引き起こす疾患|きぼう鍼灸整骨院三河島院
四十肩・五十肩は石灰沈着性腱板炎の前兆の可能性があります。
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